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TDBC REPORT

TDBC事務局レポート

  1. 2024.4.10 第5回関西物流展が開催 小島代表がテープカットに参列

    2024年4月10日~12日に大阪府 インテック大阪で第五回関西物流展が開催されました。TDBCは第1回より協力団体として参加しております。TDBC小島代表理事が4月10日のオープニングセレモニーでテープカットに参列しました。27名の方が登壇され、前列真ん中が実行委員長の谷様です。その右が経済産業省 近畿経済産業局 鈴木産業部長、左が国土交通省 近畿運輸局 小野交通政策部長です。お二人からはご挨拶がありました。[TDBC会員の展示ブース] TDBC会員の皆さんが出展していました。各社のブースへ訪問し撮影させていただきました。物流の2024年問題の解決のためのソリューション、技術をはじめ、倉庫業務の効率化の製品が多く過去最大の376社の出展がありました。全体的には展示ブースが華やかで多くの企業で費用をかけた出展となっているように感じました。今年は物流の2024年問題の対応が加速とコロナ明けということで各社とも力が入っているようでした。会場では、事業者会員の合通ロジ様、三興物流様、ワカスギ様とお会いいたしました。(TDBCのブースはございません・・・)

  2. 2024.03.21 - 第25回会合レポート(中間発表会)

    9月のキックオフからのべ433名のメンバーが各ワーキンググループごとに実証実験等の活動を進めてきています。全9グループの代表から活動の中間発表がありました。六本木会場に45名、オンラインでは約60名の参加がありました。発表資料は中間の内容の為、一般公開しておりません。会員の方には共有されています。[新規会員挨拶] 株式会社クボタ 内藤 和人 様中部電力パワーグリッド株式会社 渡辺 光政 様東洋運輸株式会社 有松 純一郎 様株式会社ナブアシスト 池田 裕二 様日本ミシュランタイヤ株式会社 石野 彰一 様[各ワーキンググループから活動の中間報告] [WG01 事故撲滅と実現のための管理者、乗務員教育] 事故撲滅のために管理者育成、乗務員の安全教育、行動変容モデルの構築をめざし、SSCV-Safety、TRUE SAFE、モービルアイを使った実証実験の経過報告を行なった。ジャパン・トゥエンティワン株式会社 近藤 勇真 様ロジスティード株式会社 伊藤 年和 様矢崎総業株式会社 杉山 祐一 様[WG02 健康経営の推進と健康課題解決] 乗務員のための健康セミナー(月次)の紹介、今年度のテーマ「睡眠」に関する実証実験(アンケート調査+フィードバック) 途中経過の説明・報告を行なった。・シフト勤務ドライバーのコンディション状態の実態を明らかにする・ドライバーの睡眠改善を目的とした実証実験中日臨海バス株式会社 樋口 美恵子 様株式会社ユーフォリア 森井 貴弘 様株式会社ネミエル 松本 光浩 様[WG03 MaaSなどの新たな取り組みによる公共交通の未来への挑戦] 外出誘発につながる地域情報提供ポータルアプリの実証実験結果と実証実験参加者のフィードバック内容についての報告があった。地域通貨を発行し、自治体や地域住民、コミュニティで利用できる決済手段の提供し、さらにMaaSと組み合わせて利便性の向上やお得感を高めることで消費の活性化を促進するというする実証実験を行った。株式会社デンソー 今村 朋範 様株式会社電通総研 西川 敦 様[WG04 人材、働き方改革、荷主とのパートナーシップによる2024年問題の対応] 物流の革新に向けた政策パッケージの法制化に伴い、荷待ち時間短縮のためにバース予約システムの導入を促進していくにあたり直面する様々な課題があることを報告した。そのためにバース予約システムの事例、データ分析結果、改善の取組についての紹介があった。菱木運送株式会社 菱木 博一 様株式会社フルバック 久長 正憲 様[WG05 動態管理プラットフォーム(traevo platform)の社会実装と活用] WG05A 共同輸送データベース構築とその先のフィジカルインターネットの推進各社から提供された輸送実績データを共同輸送DB環境に投入し、復路ルートに配送可能な貨物のマッチングを目指してシミュレーションを実施した。結果として共同輸送DBの機能拡張の必要性や解決すべき課題等が明らかとなり、検討を継続することとなった。WG05B CO2排出量の精緻化を通じた物流改善とその先にあるカーボンニュートラルの実現自動連携するシステムを開発し精緻なCO2排出量を可視化することで、改善項目を明確にし、CO2排出量の削減を実現する。見なし値から実走行距離、実積載量、実燃費による算出の優位性について実験・検討する(山崎製パン社の運行データと積載伝票データを連携)。今後共同配送におけるCO2排出量の案分方法をベースにtraevo Plugin Systemに取り組んでいくという報告があった。株式会社首都圏物流 駒形 友章 様AGC株式会社 田中 真史 様株式会社アスア 間地 寛 様[WG06 業界共通プラットフォームへのデータ連携によるその先へ] 複数のサポート会員のソリューションで実験基盤を構築し、理論実験から実用実験へと展開する。・整備工場からの請求書を「車両管理」を行う“JICONAX”と連携したい!(2022年~継続)・traevoのデジタコデータをLink RevoでAPI取得する(ここからさらにJICONAXに展開できないかを検討)株式会社新宮運送 木南 普一 様センターフィールド株式会社 原島 啓輔 様[WG07 遠隔操作・自動化で実現する安全・安心な作業現場と迅速な災害対応] テレビ放映、建設業界誌でも紹介された第2回e建機チャレンジ2023の開催報告国土交通省遠隔施工等実演会(施工DXチャレンジ2023)への参加報告能登半島地震 WG07としての災害支援の取組についての報告伊藤忠商事株式会社 池田 靖 様[WG08 無人AI点呼実現への挑戦] 乗務員の健康状態確認のため下記の活動を実施してきている。・バイタルデータの収集・バイタルチェックAIの開発今期の課題としてサービス提供形態とAIが判断した結果が間違いないという医学的裏付けが必要であると考えている。大河原運送株式会社 大河原 裕尊 様[WG09 SDGsの推進と、カーボンニュートラル・エコドライブの実現] SDGs啓発活動これまでのセミナー、アンケート、ヒアリングの結果をもとにSDGs支援ツール「TDBC SDGsナレッジバンク」の作成を目指していくことが報告された。カーボンニュートラル中小運輸事業者が目指すCO2排出量の可視化のためにまずScope1の可視化と共同配送時のCO2案分方法の検討が必要である。引き続きサポート会員のソリューションを事業者会員で実証実験を継続する。株式会社セイリョウライン 幣旗 貴行 様三井住友海上火災保険株式会社 藤田 大輔 様株式会社アスア 岡部 正寛 様[事例発表 バローグループによる動態管理と温度管理の協働事例について] 自社システム+専用アプリで自社トラックの動態管理を実施していたが、協力会社の車両については対応できていなかった。traevo Platformを経由して車両位置情報・庫内温度情報等のデータを集約できるようになった。それにより協力会社のデータも含めた運行状態を自社、協力会社でリアルタイムに把握すること、また温度情報を取引先及び配送先にエビデンスとして提供することが可能となった。今後ドライバーのステータス入力の省力化(二重操作を不要にする、「出発・到着」の自動入力等)と(通信型デジタコは高価であるため)現行デジタコとの入替え費用も課題となってくる。中部興産株式会社 安次富 光一 様[事務局より 最新情報と今後の活動について] 最新の会員状況とTDBC HPリニューアルについての発表とともにTDBC Forum 2024までの主なスケジュールの案内があった。経済産業省から発表された「物流効率化に向けた先進的な実証事業」補正予算、「物流デジタルサービス」事例や北海道物流研究会、国土交通省 北海道開発局 共同輸送・中継輸送実装研究会 マッチングモデル「ロジスク」等TDBCから積極的な連携についての紹介があった。そして「物流革新に向けた政策パッケージ」の法制化に伴い、バース予約システムの導入が促進された場合、運用によっては荷待ち・荷役時間等で物流事業者に不利益が生じる可能性があり、そのような状態に陥らないようTDBCとして継続的に活動していくとの発言で中間発表会を締めくくった。一般社団法人運輸デジタルビジネス協議会 代表理事 小島 薫

  3. 2023.10.23 - 第24回会合レポート

    今年度の9グループには合計434名の方にご登録いただいています。それぞれのキックオフミーティングも終了し、課題の設定や活動方針がまとまりました。今回の会合はリアルな会合とオンラインのハイブリッド開催で、『WG方針発表会』 として開催し各グループからその内容を発表頂きました。あわせて新規入会の会員からのご挨拶をいただきました。TDBCから発足した、一般社団法人サスティナビリティ・DX推進協議会の藤田代表と株式会社セイリョウラインの幣旗社長よりDX経営の実践事例を発表いただきました。当日六本木会場へは54名お越しいただきました[新規会員 ご挨拶 6社] 株式会社canuuLocationMind株式会社株式会社ユーフォリア株式会社ライナロジクスイーサポートリンク株式会社[TDBC最新報告と今後のスケジュール] TDBC代表 小島 薫[BanSo™を活用したDX経営の実践] 株式会社セイリョウライン 幣旗 貴行(一社) サスティナビリティ・DX推進協議会 藤田 祐介[各ワーキンググループから今年の活動方針発表] [WG01 事故撲滅と実現のための管理者、乗務員教育] 事故撲滅のためのさまざまな取り組みを実践し、各社の事例を参考に管理者育成、乗務員の安全教育、行動変容のモデルを構築する。(ロジスティード株式会社 大久保真吾 ジャパン・トゥエンティワン株式会社 近藤勇真)[WG02 健康経営の推進と健康課題解決] 運輸業界における健康経営の推進と健康課題に対する解決策の実証実験の実施。その成果や事例を積極的にTDBC内外に発信することにより、健康で安心・安全な業界の実現を目指す。(TDBC事務局長 鈴木正秀 代理)[WG03 MaaSなどの新たな取り組みによる公共交通の未来への挑戦] 長野県長野市での中山間地域の地域コミュニティ活性化、長野県辰野町でのワーケーション×MaaS等の他、公共交通の未来に向けた新たな地域や取り組みにチャレンジする。(株式会社デンソー 今村朋範 株式会社電通総研 西川敦)[WG04 人材、働き方改革、荷主とのパートナーシップによる2024年問題の対応] 荷待ち時間・荷役時間を、荷主とのパートナーシップとデジタル技術による効率化で短縮することで、2024年問題の対応・労働環境の改善等、持続可能な物流の実現を目指す。(菱木運送株式会社 菱木博一 株式会社フルバック 久長正憲)[WG05 動態管理プラットフォーム(traevo)を活用した持続可能な物流の実現] <WG05A> 共同輸送データベース構築とその先のフィジカルインターネットの推進動態管理プラットフォームの普及と活用により荷主企業や運輸事業者の課題解決を実現し、持続可能な物流や公共交通の実現を目指す。本分科会(共同輸送データベース分科会)では、共同輸送や中継輸送の社会実装とその先のフィジカルインターネットを目指す。<WG05B> CO2排出量の精緻化を通じた物流改善とその先にあるカーボンニュートラルの実現動態管理プラットフォームの普及と活用により荷主企業や運輸事業者の課題解決実現し、持続可能な物流や公共交通の実現を目指す。本分科会(カーボンニュートラル分科会)では、運行データと積載伝票データを連携させ、CO2排出量を可視化することで、積載率の向上、経路の最適化、荷待ち時間の削減等を行い、物流政策パッケージの実現とサプライチェーン全体でのカーボンニュートラルを目指す。(株式会社首都圏物流 駒形友章 株式会社アスア 間地寛 AGC株式会社 田中真史)[WG06 業界共通プラットフォームへのデータ連携とその先へ] "コンセントに繋ぐだけで連携が実現する世界"を目指し、システム間連携の実現、標準化を推進し、その実証例として荷主との運賃改訂や燃料費等の価格転嫁協議で必要となる原価表などの資料のテンプレート化、資料の自動作成を目指す。参考「価格交渉ハンドブック」(株式会社新宮運送 木南普一 センタフィールド株式会社 原島啓輔)[WG07 遠隔操作・自動化で実現する安全・安心な作業現場と迅速な災害対応] 建設業における重機の遠隔操作と自動化による課題解決、新たな人材の創出、育成、災害救助・復旧の取り組みなど、e建機チャレンジ大会の開催により、技術開発の促進、市場認知の向上等社会実装を目指す。(EP Rental株式会社 依田隆 伊藤忠商事株式会社 池田靖)[WG08 無人AI点呼実現への挑戦] 乗務前点呼での非対面・無人点呼実現に向けて、特に乗務員の健康状態の確認にフォーカスしてAI、各種生体センサー等による実証、開発による社会実装を目指す。(大河原運送株式会社 大河原裕尊)[WG09 SDGsの推進と、カーボンニュートラル・エコドライブの実現] 運輸事業者へのSDGs普及推進とそのためのSDGsアワードへの挑戦。エコドライブ関連ソリューション等のさまざまな解決策の実証実験や事例によるカーボンニュートラル実現への挑戦。(株式会社セイリョウライン 幣旗貴行 三井住友海上火災保険株式会社 藤田大輔 株式会社アスア 岡部正寛)

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  4. 株式会社セイリョウライン様、株式会社デンソー様、WG07 e建機チャレンジ大会に感謝状を贈りました

    株式会社セイリョウライン様協議会活動への積極的な参画および、WG09リーダーとして運輸業界のSDGsやカーボンニュートラルを強力に推進いたきました。•WG09「SDGsおよびカーボンニュートラル・エコドライブ」WGリーダーとして推進、実証実験にも積極的に参加•WG02「脳血管疾患 脳卒中」等の実証実験へ参加、協力•その他業界課題に対する積極的な活動やTDBCへの協力自社を超えて業界の課題解決に向けた積極的な活動と、SDGs等の業界の見本となる社員参加型の取り組み、協議会活動成果(実証実験)の自社での実践に感謝いたします。株式会社デンソー様長年にわたる協議会活動への積極的な取り組みとWG活動の推進いただいています。•2018年度WG03「MaaSへの取組み」サブリーダーとして推進•2019年度WG03 「観光型MaaS」での実証実験をサブリーダーとして推進、MaaSアプリケーションの開発と提供•2020年度~2022年度WG03 移動の最適化等 分科会をサブリーダーとして推進、NASC( NAGANOスマートシティコミッション)においても積極的な取り組みを実施自社の既存ビジネスを超えてMaaSとの新しい公共交通の実現に向けて積極的な活動と推進力でTDBC、業界・地域に貢献に感謝いたします。WG07 e建機チャレンジ大会WG07「 遠隔操作・自動化で実現する安全・安心な作業現場と迅速な災害対応」WG活動として建機の遠隔操作の社会実装に向けた取り組みとしてe建機チャレンジ大会(プレ大会、本大会)を企画、実施をしました。・国土交通省「遠隔施工等実演会」(施工DXチャレンジ2022)とタイアップ企画として実施・就労支援団体、eスポーツとの連携による新しい人材の創出・消防等との災害救助連携の促進行政との連携により遠隔操作の社会実装を促進。遠隔操作の社会認知の向上、新たな人材創出、災害救助の可能性を証明いただいたことに感謝いたします。

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  5. 2023.03.23-第 23 回会合レポート

    9月のキックオフからワーキンググループのメンバーも増えて289名の皆さまがディスカッションや実証実験を進めています。全9グループの代表から活動について中間報告があり、六本木会場51名とオンライン61名の参加がありました。また新規入会された5社よりご挨拶をいただきました。(株)商工組合中央金庫、(一社)サスティナビリティ・DX推進協議会、TDBCから2024年を乗り越えるための新たな経営支援ソリューションが発表されました。大河原運送からは実際に補助金の活用をした際の体験を語って頂きました。[2024年をのり越える「DX経営」の実践] 商工中金、SDXC、TDBC 等が連携し、実効性のある事業計画を策定、アクションプランとして traevo 動態管理 プラットフォームや TDBC 認定ソリューション、その他 WG 活動成果等の解決策を積極的に活用することで「物 流の 2024 年問題」の解決や持続可能な強い経営への変革を支援します。[新規会員 ご挨拶5社] グローバルナレッジ株式会社株式会社 ニデック株式会社アルプスウェイダイオーロジスティクス株式会社中部興産株式会社[各ワーキンググループから活動の中間報告] [WG09 SDGs およびカーボンニュートラル・エコドライブ] 燃料消費の可視化およびタイヤによる CO2 排出量削減の実証実験や、運輸業 SDGs フェスタなどの啓発活動を してきました。カーボンニュートラルにおいては「自社の現在地を理解する」「具体的な削減方法を検証する」 「削減後の検証及び、自社でものさし(判断基準)を持つ」ことがポイントになると考えています。今後も実証 実験に興味がある事業者会員や、SDGs に関連するサポート会員を募集します。(株式会社セイリョウライン 幣旗 貴行、三井住友海上火災保険株式会社 藤田 大輔)[WG08 無人AI点呼実現への挑戦] AI 点呼(点呼の完全無人化)を低価格で提供したいというテーマで活動をしており、ドライバーの健康状態をど のようにセンサーと AI で把握できるかとう点にフォーカスして実証実験を続けています。過去の実証実験から は、個人差が大きいことと実際の点呼場での測定には様々な工夫が必要だということがわかってきました。今年 度は非接触型のドップラーセンサーを使い、安全に運行ができる「元気な状態」を AI が判断できるかをものづ くり補助金も活用して進めていきます。(大河原運送株式会社 大河原 裕尊)[WG07 遠隔操作・自動化で実現する安全・安心な作業現場と迅速な災害対応] 10 月に開催した第一回 e 建機チャレンジ大会では六本木と千葉をつないだ什器の遠隔操作の実演としてプロと e スポーツなどのアマチュアも合わせて5つのチームが競技を実施しました。テレビや新聞など多くのメディア に配信され、建設業界の人材不足と災害時の緊急対応に無くてはならない技術となることを確信しています。そ の後の国土交通省の遠隔施工等実演会にも招待されています。(EP Rental 株式会社 依田 隆)[WG06 運輸業界共通プラットフォームへのはじめの一歩からその先へ] 今ある情報を活かして繋げる費用をかけない連携を追求しています。会員の皆さんにご協力いただいたアンケー トからは、各業務のシステム化がバラバラで連携は CSV の手作業が多いという結果が出ています。今は整備請 求書と車輛管理システム、請求データと会計システムという2つの実証実験を進行中です。 API やデータ割り 付けでもっと簡単につなげる方法を模索しています。(株式会社新宮運送 木南 晋一、 シズテムギア株式会社 中村 桂那子)[WG05 動態管理プラットフォームの社会実装と活用] ータベース化することで共同輸送を検討するユーザーが自由に共同輸送候補を探す事のできる場を実現することを目標に活動しています。ここまで要件定義を進めており今後はシステム構築に取り掛かって7月末をめどに実証実験を行う予定です。カーボンニュートラル分科会は、伝票データと動態管理プラットフォームの位置情報を連携させることで貨物ごとのトレーサビリティを実現し、高度なCO2排出量の可視化と改善を目標に、現在山崎製パンの協力でデータ分析の実証実験を行っています。(株式会社首都圏物流 駒形 友章、株式会社アスア 間地 寛、AGC 株式会社 田中 真史)[WG04 運輸業界の人材、働き方改革による 2024年問題への対応] 2024年問題を乗り越えるためにWG04が注目したのは荷待ち時間です。改善するためには荷主との交渉力をアップすることが必須と考えてその手法を検討しています。今後は具体的な成功事例なども含めて効果的な交渉に ついて検討していきます。(株式会社ワカスギ 黒木 洋平、株式会社フルバック 久長 正憲)[WG03 MaaS への取り組み] 移動最適化プロジェクトはNAGANOスマートコミッションへ参画し地域交通の課題を解決する仕組みを提案しています。ワーケーション×MaaSプロジェクトでは、地域と企業を結び付けるマッチングプラットフォームを長野県辰野町を中心にトライアルを実施しています。(アルピコ交通株式会社 上嶋 圭介、株式会社デンソー 今村 朋範、株式会社電通国際情報サービス 西川 敦)[WG02 健康経営の推進と健康課題解決] バス・トラックドライバーとも「集中力の低下」は「距離」・「勤務時間帯」・「勤務形態」と関係していること、特に「距離」と相関していることが判明しパラチノースの効果を検証しました。脳卒中のリスクは加齢とともに リスクは増大しますが、45 歳以上では個人間のバラつきも大きくなることがわかりました。脳ドックより安価なリスクチェックと再検査による精度の検証をすすめていきます。夜間視力をサポートするレンズでは複数社で各 20 名のドライバーによる実証実験を実施中です。(大塚製薬株式会社 五島 由加里)[WG01 事故撲滅と実現のための乗務員教育] 今年度は死角サポートソリューションとドライバーの運転状況モニタリングにフォーカスして検証を進めています。後付け可能なソリューションで即時通知、見える化を図り、効果的な教育を通じて事故防止を図ることを 目的にしています。それぞれフジトランスライナー、ダイオーロジスティクス、茨城乳配の現場で2ヶ月程度運用してその実用性を検証します。また最新技術の勉強会や、ソリューションを選定する際のポイントをわかりやすくまとめています。(株式会社日立物流 佐藤 公則)[事例発表 やってみました!補助金活用] WG08の活動に関連する取り組みとして、大河原運送株式会社による「ものづくり補助金」の活用を、TDBC事務局支援を行っている株式会社GCAPが経営革新等認定支援機関として計画策定サポート、無事採択されました。申請に至るまでの経緯や、事業計画に関する考え方など、実際の体験をもとに事業者の立場、支援者の立場や補助金の性質、活用の方法についてトークセッションの形で皆様と事例共有しています。今後もこのような形での事業者会員の皆様のご支援を事務局としても行って参ります。(大河原運送株式会社 大河原 裕尊、 株式会社 GCAP 藤田 祐介)

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  6. 中日臨海バス株式会社様、アルピコ交通株式会社様に感謝状を贈りました。

    中日臨海バス株式会社 原 宗義様、川中嶋 浩様、布施 周治様乗務員の健康課題の克服をテーマとしたWG02の活動の中で、くも膜下出血予防にむけた中日臨海バス株式会社様の取り組みを労働新聞社「安全スタッフ」の特集記事として掲載されました。3名の皆様には取材に多大なご協力をいただきました。アルピコ交通株式会社様2020年からリーダーとしてMaaSに関するワーキンググループを牽引していただき、地元の長野市や辰野町などの自治体との連携も推進され、活動の成果を広く共有頂いています。 また乗務員の健康に関するワーキンググループでは、実証実験に積極的にご参加いただき課題解決への多大な貢献をいただきました。

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  7. 2022.10.18-第22回会合レポート

    今年度の9グループには合計214名の方にご登録いただいています。それぞれのキックオフミーティングも終了し、課題の設定や活動方針がまとまりました。今回の会合は2020年1月から約20ヶ月ぶりとなるリアルな会合とオンラインのハイブリッド開催で、『WG方針発表会』 として開催し各グループからその内容を発表頂きました。あわせて新規入会の会員からのご挨拶と、一般社団法人東京都トラック協会の遠藤様からご講演いただきました。当日の参加者はオンラインと六本木グランドタワーを合わせて147名です。[新規会員 ご挨拶 6社] グローアップ社会保険労務士法人株式会社ブリヂストン株式会社商工組合中央金庫一般社団法人サスティナビリティ・DX推進協議会大王製紙株式会社本田技研工業株式会社[各ワーキンググループから今年の活動方針発表] [WG01「事故撲滅と実現のための乗務員教育」] [WG02「健康経営の推進と健康課題解決」] [WG03「MaaSへの取り組み」] [WG05「動態管理プラットフォームの社会実装と活用」] [WG04「運輸業界の人材、働き方改革による2024年問題への対応」] [WG06「運輸業界共通プラットフォームへのはじめの一歩からその先へ」] [WG07「遠隔操作・自動化で実現する安全・安心な作業現場と迅速な災害対応」] [WG08「無人AI点呼実現への挑戦」] [WG09「SDGsおよびカーボンニュートラル・エコドライブ」] [特別講演 「トラック業界の現状と課題」] 一般社団法人 東京都トラック協会 参与一般社団法人 運輸デジタルビジネス協議会 アドバイザー遠藤 啓二 氏2024年問題、燃料費高騰など業界の現状や事業者として考えるべき対応、関連法案や制度改正などについてお話しいただきました。

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  8. 日立物流SSCV-Safety、TDBC認定ソリューションに認定 予測・見守り・振り返りでドライバーの体調と運行を見える化し事故を未然に防ぐ

    TDBC Forum 2022では事故の撲滅と実現のための乗務員教育ワーキンググループが実証実験を公開し成果を発表運輸デジタルビジネス協議会(TDBC)は、現在165社の会員が連携し「運輸事業者の課題をともに解決」に取り組んでいます。課題テーマごとに運輸事業会員と様々な技術や製品を持つサポート会員が、ワーキンググループとして活動しています。1社では解決が難しい運輸業界の課題について、複数の企業や業界を横断したグループメンバーで議論、様々な技術や解決策の検討、実証実験などを通して、課題解決を実現するオープンイノベーション活動を実践しています。『TDBC認定ソリューション』とは、事業者にとって有益と考えられる製品・サービスを、運輸デジタルビジネス協議会として認定する制度です。 このたび『TDBC 認定ソリューション』の第3号として、株式会社日立物流の安全運行管理ソリューション「SSCV-Safety」を認定したことをお知らせします。SSCV-Safetyは、通常の点呼では把握することが難しい体調の変化によって発生する漫然運転やヒヤリハットを減らすことに注力し、ドライバーの健康と安全を同時に見守ることで事故を未然に防ぎ「事故ゼロ社会」をめざします。 産・官・学連携にて事故と疲労の相関性を検証し、膨大な走行データの研究から生み出された独自のアルゴリズムによって事故リスクを予測します。運行中は「ドライバーの疲労状態」と「運転状況」の中から危険な状況をリアルタイムに検知しドライバーへ知らせます。且つ危険運転においてはその状況を録画しクラウドに保存。リアルタイムに閲覧が可能です。(一部の真に危険な状態は管理者へのメール通知あり) 運行後は検知されたヒヤリハット動画を含む、運行当日の振り返りが短時間でできるよう的確な情報を提供します。https://www.hitachi-transportsystem.com/jp/sscv/safety/ 2022年7月開催のTDBC Forum 2022において、「WG01 事故の撲滅と実現のための乗務員教育」グループの発表では、効果的な乗務員教育のために運行および体調の見える化が図られなければアクションをとることができないとの検討結果が発表されました。 運行管理者に負担をかけることなく、現状を振り返る物差しやヒヤリハット情報の収集が求められるということで、2社の運輸事業者(TDBC会員)でSSCV-Safety の実証実験を実施しました。 その報告は以下のページに「14:30 発表 WG01 事故撲滅と実現のための乗務員教育」として資料と録画を掲載しています。実証実験に参加した2社の現場からは以下のようなお声を頂いています。株式会社首都圏物流 安全推進部 高山課長、千葉センター 加藤所長ドライバーから特に不満の声は無く、指摘に対しても一定の納得をして頂いているドライバーがスマホを使い、自分で振り返ることが出来ると効率的になる振り返りは毎日ではないが、ポイントごとに長い場合は10分程度実施事前にAさんが危なっかしいと思っていたが、実はBさんが危なっかしい事が分かったドラレコ動画を全部見ることはできないので自動で抽出されるのは時短になり、効果・価値を感じる指導に関しては伝え方が非常に重要であり、システムだけでなくどの様に伝達するのかの運用のコツなども期待したい(実業者ならではの悩みの共有→管理者向け講習:良い例・悪い例など)疲労に起因した事故などもある為、見える化が図れるのは良い(手間をかけずに運用したい) 松浦通運株式会社 安全・品質管理室課長、自動車部路線課課長実際の動画(事実)が録画されていることから、ドライバーからの否定感は無い検知される内容が多く、今まで見られなったドライバーの実情がわかるようになった発生するヒヤリハットの内容ごとに発生頻度も把握することが出来るようになった体調測定については、測定結果によってコミュニケーションの活性化が図られた本人が気づいていない疲れを自覚出来るようになった本社にいながら、現場のドライバーの実態把握ができることは助かる今回のトライアルを通じて、自社の安全運転の取り組みが他社と比較してどのレベルにあるのかを知ることができた現状各社の様々なシステムが乱立している中、日立物流には、安全面のみならず、労務面やコンプライアンス対応などを含めた網羅的なソリューションの開発を期待する■株式会社日立物流について日立物流グループは、3PL、重量機工、フォワーディングをコアに、グローバルに事業を展開する総合物流企業です。物流現場の生産性や品質向上のための自動化・省人化技術をロボティクス・IoT・AIといった先端技術と組み合わせる、スマートロジスティクスに注力し、高付加価値のサービス提供と、新しいロジスティクスの価値創造を行っています。グローバルサプライチェーンにおいて最も選ばれるソリューションプロバイダをめざし、ビジネスコンセプト『LOGISTEED』のもと、事業・業界を超えた協創領域の拡大を図り、新たなイノベーションを実現していきます。https://www.hitachi-transportsystem.com/jp/※ 製品名、 サービス名などは一般に各社の商標または登録商標です。

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  9. 2022.3.18-第21回会合レポート

    [株式会社traevo 設立について] 2019年のWG05活動からスタートし車載器メーカーを横断して自社・庸車を問わず車両情報の一元管理ができる動態管理プラットフォームを開発してきました。複数年かけて大規模な実証実験やものづくり補助金によってTDBC動態管理プラットフォームを構築。今年度のWG05では、51社のメンバーが参加し機能検証やUIの改善で社会実装まで繋げました。今後は広くサービスを提供及び運営する組織として株式会社traevoを設立しました。[WG09 SDGs および環境、エコドライブ] 3月にはWG09主催のSDGsセミナーを開催し115名にご参加頂きました。運輸事業者が取り組むメリット、取り組み方法、脱炭素についてメンバーに三井住友海上火災保険株式会社より講演。成功事例として株式会社大安、株式会社イボキン、西福運送株式会社からも具体的な発表がありました。Co2見える化や削減についての関心が高いというアンケート結果がでています。今後は事例集とガイドブックの作成を目標にしています。会員の皆さまの各社ホームページを調査したところ、宣言はされていないもののすぐにも宣言できそうな企業が32社も見受けられましたので、ぜひWG09でご支援させていただければと思います。6月にもSDGsセミナーを予定していますので是非ご参加ください。(西福運送株式会社 真鍋 亮介)[WG08 無人AI点呼実現への挑戦] AIを使った点呼の無人化を目標に廉価で導入しやすいシステムを研究しています。POCフェーズ1では接触式センサーで指からエネルギーレベル(元気さ)を取得しました。自己申告と概ね比例していましたがレベルの数値は個人差が大きく、絶対値のしきい値が決められないこと、個人ごとの値の変動による変化を見逃さないことが大切と認識しました。フェーズ2では医学的専門家のアドバイスをいただいた結果、体調不良は一番最初に心拍や自律神経の乱れにでることが判明。2022年4月から6月に非接触センサーを採用し、長期間かつ体調不良時にもデータを測定し点呼データやデジタコデータも共に分析します。フェーズ3ではAIなども活用して方向性を検討していきますので様々な技術をお持ちの方はご参加をお待ちしています。 (大河原運送株式会社 大河原 裕尊)[WG07 建設業の遠隔操作・自動化、人材不足の解消、災害復旧の取り組み] 人材不足・現場の高齢化などの課題をもつ建設業と、災害復旧に不可欠な重機は、遠隔操作や自動化が進められています。遠隔操作で迅速な災害対応を目指して自治体や消防との合同訓練を実施しています。これらの技術を広く周知し、かつ若者や未就労者を業界に呼び込むための「e建機チャレンジ大会」を計画中です。まずプレ大会は5月に資格保持者のみで油圧シャベルとキャリアダンプの遠隔操作で競技会と考えています。最新の通信設備やカメラ、データ圧縮技術も活用します。 (EP Rental株式会社 依田 隆)[WG06 運輸業界共通プラットフォームへのはじめの一歩からその先へ] 受注処理の効率化に注目して紙伝票の自動データ化と後工程へのデータ連携をすすめています。ひとつの大きな標準システムをつくるのではなく、複数のサポート会員が必要な機能を部品のように提供し自社で利用するものだけを組み合わせて自由に繋げられるプラットフォームを目指しています。まずは最初にデータを入力するステップに注目し、野々市運輸機工と新宮運送で受注明細や整備明細などを対象にPOCを実施中です。OCR読み取り検証や効果検証、現場での課題などを共有していきます。 (株式会社伊藤運送 伊藤 圭司、株式会社フルバック 久長 正憲)[WG05 動態管理プラットフォームの社会実装と活用] あらゆるデバイスを連携できる車両動態管理プラットフォームは機能的な検証からビジネス化の段階となりました。今期はこれを活用していかに社会貢献ができるかという活動を進めています。アイディアソンを実施した結果、2つの分科会がスタートしました。「ドラレコ映像を活用した事故や犯罪の早期解決」では犯罪や事故捜査への協力として地域に貢献できる方法を検討しています。「Co2排出量削減」では改良トンキロ法やみなし燃費の見直しを検証し、正しい排出量の計算がC02削減につながると考え、プラットフォームから取得したGPSを活用することで実測燃費をより簡単に正確に算出する方法を検討しています。 (株式会社首都圏物流 駒形 友章、物流企画サポート株式会社 大西 友洋、株式会社アスア 間地 寛)[WG04 運輸業界の人材、働き方改革] 喫緊の課題となっている2024年問題について人材の採用・定着・育成の面でサポートできる仕組みを作っていきたいと考え、Youtubeで新規採用や、eラーニングやマンダラートによる育成プログラム等を調査しています。成功事例を共有して皆さんのきっかけになる情報を提供していきます。既存の仕組みや他社で実施されている内容を紹介していきますので、見学参加やサポート会員のソリューション提案を募集しています。 (株式会社ワカスギ 黒木 洋平)[WG03 MaaSへの取り組み] 横断的OD分析&移動最適化チームはNAGANOスマートコミッションへプロジェクト提案。中山間地の交通課題と中心部への渋滞課題を解決する提案をした結果、R4年度は見送りで長野市主催のWGで議論を継続することになりました。ワーケーションxMaaSチームは、辰野町産業振興課へプロジェクト提案しています。昨年のWeb調査から都市圏の企業ニーズにマッチしたサービスと、検索予約しやすいプラットフォームが必要という結論がでています。ワーケーション受入れ実施側と利用者をつなぐ仕組みや、企業が受入れやすいコンテンツを整備中です。 (アルピコ交通株式会社 上嶋 圭介、株式会社デンソー 今村 朋範、株式会社電通国際情報サービス 松田 延)[WG02 健康経営の推進と乗務員の健康] ・睡眠チーム実証実験はデータ数の不足により結果は出ていないが収集方法などの課題を検証・集中力・注意力チーム血糖値の変動は特に長距離トラックドライバーの集中力・注意力に関連することが判明三井製糖のパラチノースの摂取による効果があるか実証実験を予定・循環器脳疾患チーム健康診断データをそのまま活用して脳卒中リスクを解析する実証実験を4社で実施脳ドックを受診し実際に予防できた結果もでている・循環器心臓疾患チームコロナ禍で事情により停止(大塚製薬株式会社 田中 久士)[WG01 事故撲滅と実現のための乗務員教育] 事故に関するテーマからABの2つのチームで活動しています。A.バック事故は未確認と未認識の要因があり死角事故としては左折巻き込みの自転車事故が多い。実証実験ではマルチカメラの俯瞰映像と警報装置のデータで効果と運用性を検証中。B.情報の見える化で教育内容の向上ひいては事故撲滅を目指したい。日立物流のSSCVの実証実験で効果や運用を検証中。山崎製パンと矢崎エナジーシステムでデジタコを使ったバック手順を順守する仕組みを検証中。 (株式会社フルバック 服部 豪、ジャパン・トゥエンティワン株式会社 岸本 賢和、日立物流株式会社 佐藤 公則)[改正電子帳簿保存法への対応] [新規会員ご挨拶] 株式会社Welfeed二葉計器株式会社芙蓉総合リース株式会社保険サービスシステムHD株式会社野原ホールディングス株式会社[事務局より] WG05からの要望などをTDBC動態管理プラットフォームに反映し、株式会社traevoでサービス運営していきます。健康起因事故の防止については積極的にメディアに発表しています。今後とも協調と共創でよりよい業界と社会の実現のため、積極的なご参加をお願いいたします。今後の予定は以下のとおりです。2022年7月7日 TDBCForum20222022年度の新WGテーマ発表事務局新メンバーのご紹介 加藤高史、鈴木正秀

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  10. 2021.10.13-第20回会合レポート

    [ワーキンググループ] グループのリーダー・サブリーダーから発表がありました。WG01 事故撲滅と実現のための乗務員教育WG02 健康経営の推進と健康課題解決WG03 MaaS への取り組みWG04 運輸業界の人材、働き方改革WG05 動態管理プラットフォームの社会実装と活用WG06 運輸業界共通プラットフォームへのはじめの一歩からその先へWG07 建設業の遠隔操作・自動化、人材不足の解消、災害復旧の取り組みWG08 無人 AI 点呼実現への挑戦WG09 SDGs および環境、エコドライブ[WG01 事故撲滅と実現のための乗務員教育] 死角事故防止、昨年取り組んだバック事故防止を含めてデバイスと手順を組み合わせた効果的な方法を探ります。また事故をする乗務員と事故をしない乗務員ではなにが違うのか?から始まった漫然運転防止のためのデータ分析にも取り組みます。 (富山県トラック株式会社 小川 竜人)[WG02 健康経営の推進と乗務員の健康] ・睡眠チーム睡眠を改善するには各種ヘルスデータのどの指標が寄与するのか ヒヤリハットの削減・集中力・注意力チームパラチノースによる集中力・注意力の持続を追及 817 名の事前アンケート実施長距離トラックの乗務員の方にも実証実験をお願いしたい・SASチーム胸に貼るだけのスクリーニング検査機器 実証実験で正確性と装着性の実証実験を募集中・循環器チーム脳卒中のリスクチェックと検査後のフォローによる予防の実証実験を募集中(大塚製薬株式会社 田中久士)[WG03 MaaS への取り組み] 横断的OD分析&移動最適化チームは、長野県中山間地をとりあげ横断的なデータ分析による地域住民の移動ニーズを見える化と、エリア特性に応じた最適な移動サービスの検討に取り組みます。ワーケーションxMaaS チームは、ワーケーションプラットフォームのエコシステムを検討しプロトタイプの構築を目指します。 (アルピコ交通株式会社 上嶋 圭介)[WG04 運輸業界の人材、働き方改革] 人材の確保・定着以外にも、2024年問題と言われる働き方改革と給与への影響など課題は多い事業者自身の強み → 適正運賃企業の魅力度向上 → 求人・定着各社の事例や更なる強みを見つけていくことで、求人に活かせる活動を進めたい (株式会社ワカスギ 黒木 洋平)[WG05 動態管理プラットフォームの社会実装と活用] あらゆるデバイスを連携できる車両動態管理プラットフォームは、2019年からの活動によりPOCと評価を終えて本格的にサービス提供の段階に入ります。JV を立上げ PF を事業化し社会実装していくために 2 つのチームでビジネス化を推進します。例えばリアルタイムな事故・災害情報との連携など、新たな位置情報の活用についてアイディアを募集中。 (株式会社首都圏物流 駒形 友章)[WG06 運輸業界共通プラットフォームへのはじめの一歩からその先へ] 「お困りごとアンケート」で課題を調査した結果、データの入口から省力化していくため受注処理のデータ化に絞り込みました。FAX 、伝票、メール、 Excel AI OCR 、汎用データ取り込み、 RPA 等で、共通プラットフォームへの SIP スマート物流標準化ガイドラインも活用したデータ化を実証実験します。 (株式会社伊藤運送 伊藤 圭司)[WG07 建設業の遠隔操作・自動化、人材不足の解消、災害復旧の取り組み] [WG08 無人 AI 点呼実現への挑戦] AIを使い点呼を無人化することを目標に廉価で導入しやすいシステムを研究しています。安全に運転できる健康状態にあるかという点にフォーカスして、健康状態を把握するPOCを実施中。センサーやデバイス、データ分析に協力して頂ける参加者を募集しています。 (大河原運送株式会社 大河原 裕尊)[WG09 SDGs および環境、エコドライブ] 初年度はSDGsの取組みについての現状調査から、事例の収集や運送業版のハンドブック、セミナーなどきっかけ作りを目指します。他のワーキンググループとも連携し、日々の事業活動がSDGsに貢献していることも(事故防止、エコドライブ、健康経営など)広めていきたいのでぜひご協力お願いします。 (西福運送株式会社 真鍋 亮介)[新規会員ご挨拶] 株式会社ベストセーフティ株式会社TD モバイル株式会社アウトソーシングテクノロジー株式会社キャブステーション[事務局より] WG 活動からの社会実装の取組み2019年からスタートしたWG05,WG05Aの活動を経て、経済産業省の令和元年度補正ものづくり・商業・サービス、生産性向上促進補助[ビジネスモデル構築型]を利用。様々なデバイスに対応する位置情報管理プラットフォームを構築。2022年に合弁企業を設立し本格的にサービスを提供していく予定。協議会規則の改訂 2021年10月4日第10章 会員資格基準、反社会的勢力の排除を追加

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