TDBC
WG05_2025_ACTIVITIES

【開催報告】2025年10月10日セミナー 荷主・物流企業による業種を越えた共同輸送相手を探す仕組みづくりとは ~traevo noWaユーザーが語る新しい共創のカタチ~

【開催報告】2025年10月10日セミナー 荷主・物流企業による業種を越えた共同輸送相手を探す仕組みづくりとは ~traevo noWaユーザーが語る新しい共創のカタチ~
traevo noWA
LGP

開催内容

「traevo noWa」 ユーザーセミナー 
荷主・物流企業による業種を越えた共同輸送相手を探す仕組みづくりとは
 ~traevo noWaユーザーが語る新しい共創のカタチ~

2025年10月10日(金)

15:30 - 15:40 TDBCワーキンググループ活動について
一般社団法人 運輸デジタルビジネス協議会 代表理事 小島 薫
講演映像(YouTubeより)

15:40 - 16:10 「traevo noWa」開発の背景と機能紹介
WG05Aリーダー AGC株式会社 調達・ロジスティクス部 技術統括室 技術推進グループ ロジスティクス技術チームリーダー 田中 真史 氏
講演映像(YouTubeより)

16:10 - 16:40 trarvo noWaユーザーによるトークセッション
鈴与カーゴネット株式会社 管理本部 統括管理部 システム課 課長 大畑 祥悟 氏
中部興産株式会社 物流部 課長 安次富 光一 氏
ヤンマーロジスティクス株式会社 国内物流部 柴田 哲平 氏
ファシリテーター 株式会社traevo 代表取締役社長 鈴木 久夫 氏
講演映像(YouTubeより)

16:40 - 16:55 "課題先進地"北海道に見る、共同輸配送の必要性
経済産業省 北海道経済産業局 産業部 産業振興課 総括係長 桧森 美里 氏
講演映像(YouTubeより)

主催:一般社団法人運輸デジタルビジネス協議会(TDBC)WG05A 共同輸送ユニバーサルシステム「traevo noWa」活用分科会
共催:
株式会社traevo
後援:経済産業省 北海道経済産業局

登壇者
登壇者

講演資料ダウンロード

一般社団法人運輸デジタルビジネス協議会(TDBC)と株式会社traevoは, 運輸事業者の課題解決、持続可能な物流や公共交通の実現を目指して、様々なテーマのもとワーキンググループ(WG)で活動しています。このうち WG05A「共同輸送データベース構築とその先のフィジカルインターネット推進」(リーダー:AGC株式会社)では、運輸事業者、荷主事業者および車載器メーカー、位置情報サービスベンダーなど50社以上が参加して、traevo Platformの社会実装と活用を目標に共同輸送データベースの社会実装に向けた実証実験を進めてきました。

traevo Platformは本ワーキンググループ活動において構築された運輸事業者やデバイスメーカーの枠を越えた車両動態情報プラットフォームで、2022年1月に株式会社traevoを設立してサービスを提供し、ワーキンググループと共に運輸事業者の課題を解決するため活動しています。

「物流の2024年問題」ともいわれる中、輸送力不足による需給逼迫が迫っておりトラック輸送での積載効率(積載率×実車率)向上による物流の効率化が求められています。積載効率向上の具体的な手段として、共同輸送が期待されており、2025年4月1日より施行されている新物流2法の物流効率化法においても荷主事業者の講ずべき事項である判断基準に「配送の共同化、運送の帰路における車両への貨物の積載」に関して規定されています

一方で共同輸送は協議する相手探しにかかる労力が膨大であるという課題を抱えています。本課題解決の為に、ワーキンググループの活動においてtraevo Platformの機能を活用した中長期の共同輸送相手を検索するユニバーサルシステムを構築、実証実験と北海道での実証事業を経て共同輸送相手の探索サービス「traevo noWa」を2025年8月1日にサービスインしました。

この取り組みは、公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会(JILS)の2025年度ロジスティクス大賞を受賞いたしました。
受賞については、こちらをご覧ください。