TDBC
NEWS_2024

2024年度 TDBC活動方針について

2024年3月22日に開催された第16回社員総会兼理事会にて、2024年度の協議会の活動方針が事務局より提案され、決議されました。

  • TDBC活動で創出した解決策や会員のソリューション、専門家支援、優良事例等の活用推進による業界への貢献
    ・中小運輸事業者支援(DX経営)の普及と社会基盤化の実現
    (新たな支援制度の創設(認定専門家、認定支援企業・団体))
    ・traevo動態管理プラットフォームの社会基盤化推進と法制化対応

    ・中小運輸事業者が参加可能な共同輸送/中継輸送/CNの社会実装


  • 運輸・建設の新しい未来への貢献
    ・ステークフォルダー(荷主、業界団体)等を巻き込んだ2024年問題解決の推進(商慣行の見直し、物流の効率化、人材不足
    ・行政との連携による新しい未来への貢献
    (政策パッケージ/持続可能な物流の実現、バース予約の課題、無人AI点呼、フィジカルインターネット、 MaaS等)
    ・遠隔操作の社会実装(新しい人材の創出、災害救助・災害復興)

これまで以上に、TDBCのワーキンググループ活動で創出した解決策や会員企業のソリューション、専門家支援、優良事例を業界の皆様へ活用していただけるように取り組んでまいります。その中でも2024年度は特に、中小運輸事業者にとって参加可能な共同輸送・中継輸送・カーボンニュートラルの社会実装と、2024年問題解決のための、商慣行の見直し、物流効率化に力を入れていきます。

4月1日からのトラックドライバーの時間外労働の960時間上限規制と改正改善基準告示による2024年問題に向けた法令改正が国会審議されたのち行われます。この法令改正の中で、荷待ち・荷役時間の短縮に関するところ(バース予約システムの導入)でTDBCでは課題を持っており、行政、荷主企業、運送事業者などと連携を行い運送事業者にとって非効率にならないような導入・運用のガイドラインを示していこうと考えています。